20060
溶血性貧血では直接ビリルビンの過剰産生により黄疸をきたす.
新生児黄疸ではビリルビン抱合障害により黄疸をきたす.
胆管の閉鎖により,間接ビリルビンが上昇する.
血便は上部消化管からの出血により見られる.
胃癌は血便の原因疾患である.
タール便は直腸からの出血により見られる.
タール便は黒色を呈することが多い.
十二指腸潰瘍が原因となり,タール便が見られる.
腹腔内に滲出液が増加する主な原因は炎症による血管透過性の亢進である.
膠質浸透圧の上昇により腹腔内の濾出液が増加する.
肝硬変は滲出液が増加する原因疾患である.
滲出液は濾出液と比較してたんぱく質が少ない.
濾出液は凝固性が高い.