20093
肥満者の大部分は原発性肥満である.
二次性肥満とは,基礎疾患がなく,生活習慣や環境因子などが原因で生じる肥満である.
普通体重のBMIは18.5以上25未満である.
BMI 30以上で高度肥満と判定される.
肥満症の食事療法において,エネルギーは1日あたり30(kcal/kg)✕目標体重(kg)以下を基準とする.
肥満症の食事療法において,炭水化物のエネルギー比率は70%とする.
肥満症の食事療法において,たんぱく質のエネルギー比率は13~20%とする.
肥満症の食事療法において,脂質のエネルギー比率は15~20%とする.
肥満症の食事療法において,ビタミン・ミネラルは十分に摂取する.
メタボリックシンドロームの脂質の診断基準には血清トリグリセリド値と血清LDL-コレステロール値を用いる.
メタボリックシンドローム診断基準のウエスト周囲径は男性では90 cm以上である.
メタボリックシンドロームの空腹時血糖の診断基準は120 mg/dL以上である.
メタボリックシンドロームの収縮期血圧の診断基準は130 mmHg以上である.