【解法の要点】
部位別悪性新生物の年齢調整死亡率の推移,特に増減について確認しておこう.
【解説】
×⑴,⑵,⑷,⑸ 選択肢⑶の解説を参照.
○⑶ 正しい組み合わせ.昭和30(1955)年から現在までの推移の特徴は,大腸, 膵臓,乳房が上昇し,胃,子宮が減少していることである.表中で減少している①と②が胃と子宮を指すと考えれば正解に至る.これは食生活などの日本人の生活様式の変化や医療技術の進歩などが要因と考えられる.なお,平成28(2017)年の女性の悪性新生物における年齢調整死亡率の死因順位は,1位乳房(問題の図では④),2位大腸(③),3位肺,4位膵,5位胃(①), 6位子宮(②)である.
正解 : (3)