公衆栄養学

公衆栄養学

19193

次の文を読み「193」,「194」,「195」に答えよ.K事業所に勤務する管理栄養士である.来年度から始める体重管理プログラムを検討している.K事業所の従業員は1,000人(男性:300人,平均年齢42歳,女性:700人,平均年齢37歳)であり,近年,高血圧と糖尿病の罹患者が増加している.表1はK事業所の従業員の今年度のBMIの分布である.なお,K事業所の来年度のプログラム実施の予算は100万円である.

19193
K事業所が掲げる,来年度の健康づくりの結果目標である.最も適切なのはどれか.1つ選べ.

19193-195

19194

K事業所と同系列のA事業所とB事業所が先行して体重管理プログラムを実施していた.A事業所は集団学習の教室(プログラム総費用20万円),B事業所はアプリを活用したプログラム(プログラム総費用100万円)である.表2-1と表2-2は,それぞれの取組前後のBMIの分布である.K事業所は,これら取組のいずれかを来年度実施することにした.どちらを選択するかの理由である.最も適切なのはどれか.1つ選べ.

19194-1

19194-2

19195

来年度に実施するプログラムを選択したK事業所が,そのプログラムを実施する上で,優先すべき注意点である.最も適切なのはどれか.1つ選べ.

20190

次の文を読み「190」,「191」,「192」に答えよ.
K市の健康増進課に勤務する管理栄養士である.市の教育委員会より,近年,新入学の児童における肥満傾向児の割合が増加していると情報提供があった.そこで,肥満に関連する要因を検討し,対策を講じたいと考えた.

20190
小学校で新入学の児童に実施された身体計測の値を用い,肥満傾向児の割合を全国及び県全体と比較したい.そのための指標として,最も適切なのはどれか.1つ選べ.

20191

K市における直近10年間の出生時の体格を確認したところ,変化していなかった.このことを踏まえ,幼児の肥満に関連する要因を検討する目的で,質問紙調査を実施する.調査対象として,最も適切なのはどれか.1つ選べ.

20192

質問紙調査の結果から,児と保護者及び家庭の実態が把握できた(表).この結果を踏まえ,市内保育園の年中・年長児を対象とする,ポピュレーションアプローチのプログラムを計画した.重要度と実現可能性を考慮した場合の優先度の高いプログラムである.最も適切なのはどれか.1つ選べ.

20192-1