QB2025OT問題_認知症患者への対応・介入_演習コース

55A43

認知症患者とのコミュニケーション上の配慮で最も適切なのはどれか.

54A48

認知症患者に対する作業プログラムを作成する上での留意点で適切なのはどれか.

58A48

認知症患者の認知機能を高めるための介入法として最も適切なのはどれか.

56A6

80歳の女性.77歳頃から物忘れが目立ち始め,今では歩行時のつまずきやすさ,書字の震えがある.日によって程度は異なるものの,自宅のテレビや窓,棚のガラス戸など,光沢のあるところに知らない人が映って見えるようになった.「テレビに知らない人の顔が見える」「変なおじいさんが裸でいる」などと家族に訴え,ガラス戸に向かって怒鳴る様子もみられた.家族と物忘れ外来を受診した.PETでは頭頂葉から後頭葉の一部に糖代謝の低下が認められた. 作業療法士から家族へのアドバイスとして適切なのはどれか.

55A19

66歳の女性.歌が好きでカラオケをよく楽しんでいたが,1年前から言葉数が少なくなり夫が心配して精神科を初めて受診した.MMSEは正常範囲内であった.MRIでは前頭葉優位の限局性脳萎縮があり,SPECTでは両側の前頭葉から側頭葉に血流低下が認められた.現在は定年退職した夫と2人暮らしをしており,家事は夫が行っている.デイケアに週1回通所しており,好きだった塗り絵や和紙工芸などの作業活動に参加するが,落ち着きがなく途中で立ち去ろうとする行動が頻回にみられる. 作業活動の持続を促す対応として最も適切なのはどれか.