QB2025OT問題_うつ病_演習コース

56A42

うつ病患者に行った訓練を表に示す.あてはまる訓練法はどれか.

52A45

発病後間もないうつ病患者への対応で適切なのはどれか.

56P17

50歳の男性.妻と二人暮らし.1年前に支店長に昇進してから仕事量が増え,持ち前の几帳面さと責任感から人一倍多くの仕事をこなしていた.半年前に本社から計画通りの業績が出ていないことを指摘され,それ以来仕事が頭から離れなくなり,休日も出勤して仕事をしていた.2ヵ月前から気分が沈んで夜も眠れなくなり,1ヵ月前からは仕事の能率は極端に低下し,部下たちへの指揮も滞りがちとなった.ある朝,「自分のせいで会社が潰れる,会社を辞めたい,もう死んで楽になりたい」と繰り返しつぶやいて布団にうずくまっていた.心配した妻が本人を連れて精神科病院を受診し,同日入院となった.入院後1週間が経過した時に気分を聞くと,返答までに長い時間がかかり,小さな声で「そうですねえ」と答えるのみであった.作業療法士の対応として適切なのはどれか.

55P17

34歳の女性.掃除と整理整頓が趣味というほど几帳面な性格である.職場での昇進によって仕事量が増え,そのため夜遅くまで残り,懸命にこなすように努力していた.しばらくして,抑うつ状態になり,早朝覚醒,体重減少などの身体症状も出現し,精神科を受診した.抑うつ気分は朝方に強く,夕方に軽くなる傾向が認められる.この患者でみられやすいのはどれか.

58P14

63歳の女性.うつ病.元来,働き者で,園芸や裁縫を楽しんでいた.定年退職し,子どもの独立,親の死が続いたころから,趣味や家事をする気力がなくなり,不眠と強い倦怠感を訴え,入院した.薬物療法により症状が軽快し,1ヵ月後には病棟内ADLはほぼ自立したため作業療法が開始された.
作業療法の初期評価で最も適切なのはどれか.